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執筆者の写真InnovatIon

Vol.015 今から10年後・・・100年後200年後の未来を見たものづくりの開拓!

更新日:2022年11月1日

InnovatIon(イノベーション)株式会社(本社:山口県)は、WEB・EC制作などのシステム事業から、市場調査、マーケティングPRまでを一貫してサポート。日々のあれこれ思った事を経営コンサルタント兼CEOのTae Ishiharaが更新して行きます

 

本日は自社が今、探している商材について書いて見ます


現在、広島筆産業様と共に とある計画を進めていますが、なかなか前に進む道が見つけられずにいます!

何か良い情報があれば、InnovatIonまでご連絡ください

SDGsで見えてきたサステナビリティ! 現在、広島筆産業様の化粧筆「Ai brush(アイ・ブラッシュ)」には、主に動物の毛が使われています

山羊・いたち・馬・リスなどの毛を毛先を切らずに穂先(筆の毛の部分)に使用することで、滑らかな肌あたりと粉含みの良さ、薄く均一に化粧品を広げ仕上がりを美しくする機能性の高さを実現しています。


筆の原料となる動物の毛は、あくまでも食用など他の目的の副産物として入手されており、筆を作るために動物を殺生することはないのです。熊野筆事業協同組合や熊野筆の各メーカーは原毛の入手ルートの確保に注力しており、特に広島筆産業様では、原毛の原産地や採取方法についての証明書まで発行していただける信用のある企業から輸入するように取り組んでおられます。


ファッション業界では、すでに毛皮がエコファー・フェイクファーに移りつつあり「アニマルフリー」がメインストリーム。しかし、実はこれもよくよく調べるとサステナブルとは言えません。

エコファー・フェイクファーは石油由来の化学繊維から作られており、他のプラスチック同様に生分解することなくマイクロプラスチックとなって環境や人体へ悪影響を及ぼします。洗濯によって排出されるマイクロプラスチックが海洋ゴミとなるのに対し動物の毛は土に還るため、その点では環境に優しいとも言えるのです。

自然な動物の毛か?または人工の繊維か?どちらをとってもサステナブルとは言い切れない実状を解決すべく、今回の開発に踏み切りました!



環境にも、動物にも、人にも優しい《新素材》

今回、広島筆産業株式会社の代表 城本氏と、商品開発コンサルティングのInnovatIonは、この2つの問題を解決する《新素材》を開発するために動いています


動物の毛を使用せず、かつ「Ai brush」の肌あたりも活かして生分解できる!環境にも、動物にも人にも優しい化粧筆を世に生み出すために、多くの企業と、そして開発者と話すのですが、

なかなか、まだ出口は見えません


例えば、植物性のものを使うと硬すぎたり、100%植物でなかったり、何より動物の毛にはキューティクルがあり、そのキューティクルが肌触りをよくし、化粧の粉を均等に肌に広げてくれる



未来を先を見て「ものづくり」を

最近よく思うのですが、上記の案件

他社でも事例は大なり小なり沢山あると思うんです! そんな時に、妥協策で手を打つ場合もあるのでは無いでしょうか? 例えば、植物70% 動物成分30%の新製品とか 上記にも書いた通り、アニマルフリーで行くを押して ナノプラ問題は見ない事にして、エコファー・フェイクファーに切り替える!

これは現代の毛皮がそうですよね??


今、弊社で目標を掲げているのは妥協をしない事です!

妥協策なら、いくらでもあるんです

いっぱい話もきます


しかし、それでは、今は良くても必ず未来で問題が出てきます

今本当に必要なのは、

今までの非常識を可能にさせる事です


電気だって、車だって

江戸時代の人が見たらびっくりですよね?


iphone だって、昭和に移動しながら電話で話せて、ネットでありとあらゆる情報を見たり拡散したりできる時代が来るって誰が思ってたでしょう?


全ては可能性と、こんなのできないかなと諦めなかった人がいたからできた


そしてそれが最高に素晴らしいのは

未来の今!無くてはならない物になっているという事です


本弊社のプロジェクトも、そうです

その開発が成功すれば、毛皮業界も変わります。もちろんプラスチック業界も変わります

全てがエコで、未来の環境が安泰な開発になります


無限の可能性を秘めているプロジェクト

まだまだ、課題は山積みで、一歩進んで一歩下がる状態の現在ですが、

必ず見つけると、諦めずに進めて行きたいと思います

日本が誇る伝統的工芸の技術と、時代に沿った新たな思考と技術革新。

この融合で生まれた化粧筆で、

私たちはサステナブルな未来を描くことを信じて邁進してまいります


つづく

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