本日は、いまだかつて過去に例が無いぐらい多くの補助金が国から出ていますが
そこに着目してみます
InnovatIonのグループ会社では認定支援機関やらITベンダーなど多くの補助金と密に関わっているからこそ、最近色々と事業者様の相談があります。
中でもびっくりなのが、事業は決まっていないのに補助金を獲得したいと言われる方
もちろんお受けできませんので、お断りさせて頂きます
この様に、これだけ補助金が増えればただ、お金だけを狙ってエントリーする事業者も多いのが現状
そもそも補助金とは何でしょう? 何か新たなる事業をするために必要な経費を一部補助してくれる物です
もちろん事業計画がデタラメでは申請しても不採択となるわけですが
ですが、その事業計画
しっかり市場調査を踏まえた上で組み込まれていますか?
業者の選定はしっかりされていますか?補助金だからと足元見られた価格になっていませんか?
では、
事業をする上でマーケティング(価値あるプロダクトを提供するための活動・仕組み)の定義とは
市場調査で市場を理解し
ターゲットとする顧客層を定め
そのニーズを理解し
商品開発や価格を設定し
プロモーションを設定する
少し簡単にまとめていますが、こんな順番です。
では、補助金だとどうでしょう?申請される前に市場調査出来ていますか?ターゲットとする顧客層のニーズは理解出来ていますか?
結構なケースで出来ていない様に思います
優秀なコンサルタントを入れて事業計画を立てましたより、
しっかり市場調査とターゲットとする顧客ニーズを調べ事業計画を立てましたの方が正しいと言う事になります。
以前、あるビジネス紙で、ある会社の社長が言われていた言葉がささります
「ボスは私(社長)ではない!ボスは消費者だ」
まさにその通りなのです
コンサルタントには経営的なしっかりとした先を見据えた事業計画を立てる事はスペシャリストですが、現状の市場調査までしてくれるコンサルタントは少ない様に思います
であれば、その事業計画大丈夫ですか?と言う事になるわけです
改めて補助金の正しい使い方とは
しっかりとした市場調査、ニーズ調査を経て求められる形で新事業、新商品を事業計画し、必要な経費を積み上げ、申請する必要があると言う事になるのです
コンサルタントに依頼する前に自分で市場調査ニーズ調査をするか、
市場調査、ニーズ調査をしてくれた上で事業計画を組み立ててくれるコンサルに頼むか、
どちらかの気がします
そうする事で沢山のメリットがあります
予算が必要最小限で済む
補助金申請事、必要経費の入れ忘れがない
何より市場ニーズが合っていない!つまり売れない物を作らずに済む
他・・・
いずれにしろ、世の中、グローバル化やデジタル技術の進歩は速まり、環境配慮など消費者の心理も変化が早い!マーケティングとして考える要素は増えているのに、その市場やニーズを見ないで物は出来ない、そんな時代に入った事を視野に入れれば必然的に良い事業計画、補助金の有効活用ができると言う事になります。
つづく
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