InnovatIon株式会社(本社:山口県)は、WEB・EC制作などのシステム事業から、市場調査、マーケティングPRまでを一貫してサポート。日々のあれこれ思った事を経営コンサルタント兼CEOのTae Ishiharaが更新して行きます。
本日は少しビジネスから離れて。
昨日は祖母の三回忌命日でした。
私の祖母はパワフルな人で、苦労人でした
あの当時珍しいキャリアウーマンでもあった祖母は、どんどん働き土地をどんどん買って行った人でした(あの当時土地は財産の象徴だった様ですね)
そんな祖母は、一言で言うと気が強い!
そして祖父もまたバリバリの技術者で、今では大手となった会社が小さな時から携わり、最後は幹部まで務めた様な人
今では当たり前ですが、祖父がおんぶ紐で子どもを前と後ろに背負った写真が今でも沢山残っています
料理も掃除も祖父母は交代でする共働きの夫婦でした(あの当時は珍しい光景なんですよ)
それから、何十年
今度は孫の私も祖父に背負われてました(笑) あの当時、男はなんて時代ですから、当然おんぶ紐は皆ピンクしかなく、スーツにピンクのおんぶ紐だから、余計に笑えるんですが、あんまり気にしない祖父で、優しい人でしたね。
そんな祖母
実は亡くなる日のランチ(認知症で施設に入っていたので)の後、施設のお仲間皆さんに手を握り、ありがとう!ありがとう!と言って回ったそうです。施設の方が、不思議だったそうです。時間かけてそれも全員に!ありがとうって握手しながら回っているんですからと、
そして元気に自分の部屋に戻りお昼寝タイム♪
それから15:00のおやつで祖母に声をかけた施設の方が亡くなっているのに気づき家に電話が入りました
家族だからわかるのですが、これは寝たまま死んだなって顔でした 祖母はイビキをするので、いつも口があいた状態で寝てるのですが、そのまんまの穏やかな、笑ってしまう様な顔で寝ながら死んでました(笑)
実は後から聞きましたが、前日はエステの人にきてもらってパックでお顔の手入れから、ネイルの手入れもしたとか、
本人は明日死ぬなんて知ってなかったでしょうが、認知症ですしね
不思議な事があるものです
ただ、死ぬ時にその人の人生が見えると、よく聞きますが、祖母の死でなんだか少し分かった気がしました。人一倍周りに気を遣い挨拶を大切にする祖母らしい最後だったなと
私も後何年生きられるかわかりませんが、今からもっと何か出来るかなと考えながら生きていきたいなと思った今日この頃です
つづく